NPO法人モンゴルイヌワシと日本弓道プレブスレン寺内のイヌワシの羽根は、鷹匠さんが飼育しているイヌワシの自然に抜け落ちた羽根を1年間大切に保管して頂き、遊牧を終え、鷹匠さんが家畜と共に山から下りてきた秋に、羽根収集を行っています。羽根収集と同時にイヌワシの生育・健康状態・身長体重のチェックをしていますので、過去のデータと照らし合わせてイヌワシがどのように成長しているか記録し続けています。鷹狩を終えたイヌワシを野に放つ時は、GPS付きの足輪つけているので、野山での行動と個体数の把握等研究を続け、モンゴルの鳥類学会で発表しています。保護活動と羽根収集は2002年から現在まで毎年続けています。
※イヌワシは年に一度羽根が生え変わり、古い羽が自然に抜け落ちます。人間の髪の毛と同じく抜け替わるタイミングはいつか分かりません。
あくまでも自然に抜け落ちた羽根だけをワシの主である鷹匠さんに集め保管して頂き、弓道の矢羽に加工しています。
絶対に密猟等の違反をしない、させないと啓発活動も現地にて行っています。