• イヌワシの保護活動とワシ羽矢

    渓仁会日誌~石狩と弓道④

    一週間後、叔父松本金義と姉トキが来ました。 これは末吉が作ったた。もう教える事は何も無い。何処でも自由に店を出して良い。弟子達にスエが望むなら私も皆も応援を惜しまない。 11月末金義夫婦が来て横須賀は如何でしょう。古い家 …

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    渓仁会日誌~石狩と弓道③

    末吉は四つ弽、濃い青、雲南毛長、帽子、添え指、チー(弽紐を通す部品)も全て同じ革から取れる最上級の革を用意した。午前中に裁断、午後から縫いに入る。半分進んだ段階で膝の上に白いサラシをひき、その上に弽を置き替え縫い始める。 …

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    渓仁会日誌~石狩と弓道②

                            2,023,8,25         小学校卒業を来春に控えた5年生の秋、末吉は母キヨに呼ばれ、末(末吉)は卒業したら東京に行き弽(ゆがけ)づくりの職人、弽師になると言われ …

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    渓仁会日誌~弓道と石狩①

    2023,8,24         札幌市手稲区の渓仁会病院で検査入院の手続きを終え病室のベッドに腰かけた。午後1番の検査です。午前中未だ時間が有りますのでレントゲンだけお願いします。 レントゲン検査を終え部屋に戻ると同 …

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    いままでの経緯≪渓仁会日誌~石狩と弓道≫

    明治時代に私の祖父寺内末吉が石狩に入植し、父靖治と弓具店を高岡で開業し、モンゴル国の鷹匠さんとイヌワシの羽根を通じた交流を始めた所以を父が82歳になり、渓仁会病院に入院したことをきっかけに書き留めました。ほぼ原文のまま掲 …

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